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活動報告「阿波の風に魅せられ懐かしい絆とのふれあい~第19回全国徳島県人会全国総会に参加して」

 久し振りに津軽海峡の空を越え、徳島の地にやってきました。一言、暑いです。
 令和5年8月10日「第19回全国徳島県人会連合会通常総会」がJRホテルクレメント徳島で楽しく和やかな雰囲気の中で、意見の交流が進められていました。

令和5年度事業計画

1.交流・親睦を活発に進める。

全国各県人会が「ふるさと徳島」をキ-ワ-ドにお互いの情報交流や親睦をはかり、連携を深めていきます。

2.徳島交流大使の役割を活性化する。

徳島県行政への支援、物産販路の拡大、観光客の誘致協力を工夫し進めながら、委嘱された任命に努めます。

3.各県人会員の増強と働きかけを進める。

多様な今日的課題から県人会活動にも影響が出てきているが、その時の状況に対応して適応なシステムの検討と挿入を取り入れ、会員勧誘とフアンづくりの推進をはかります。

4.連合会会費増額の協力

連合会運営の活性化と徳島フアンの交流拡大を推進していくために、現在10,000円を徴収しているが、更なるル-ツ交流の拡大を図るために、令和年度から、各年1,000円ずつ段階的に増額徴収します。(令和10年をめどに)

意見交換会

 総会の次に「意見交流会」を行い、各地県人会代表から活動の経緯と課題について発表がありました。

    どの県人会も地域の特色を導入した活動実践を行っていましたが、やはり、共通して言えることは会員の高齢化による行動の弱小と若者の県人会意識と関心の低迷が活性化に向けての障害になっているといえます。

 

 時代は流れ、変化するものです。問題のストレスにかき回されるのでなく、ル-ツの絆に愛着と誇りを持っている仲間として、「徳島フアンだよ」という自覚と気力をいだいて交流の創意と行動を保持していくことが未来への県人会づくりだと思いました。

和やか懇親会

 懐かしい多くの来賓と県人会の皆さんと楽しく懇談することができ、徳島絆の温かさを感じ取ることができました。これからは単に県人会の会員というだけでなく、ル-ツの魅力と力強さを探求し、各地で進取していくことがメリットに繋がっていくと対話を通してしみじみと心に響くことができました。

 総会の次の日に自己研修を兼ねて、藍住町の「藍の館」を訪問し、十勝音更町出身の学芸員の方と藍についての知識と北海道とのつながりについて熱意ある対話をしていただき、感謝いたしております。

  帰路の直行便では暑さと疲れが蓄積したのか、2時間の空路を夢の中で飛んできました。徳島バンザイ*****ありがとう 
 梶浦孝純(札幌徳島県人会会長)